はじめに
新NISAを続けていると、
あるタイミングで必ず出てくる言葉がある。
リバランス。
- 比率が崩れたら直す
- 上がった方を売って下がった方を買う
- 定期的に調整するのが正解
僕も最初は、
「リバランスはやった方がいいもの」
だと思っていた。
でも今は、
新NISAで積極的なリバランスはしていない。
この記事では、
リバランスを“やらない判断”に落ち着いた理由を、
実体験ベースで整理する。
先に結論を書く。
僕にとってリバランスは、
資産を安定させる行為ではなく、
判断を増やす行為になりやすかった。
結論:新NISAではリバランスをしない方が判断が安定した
リバランスは理論的には正しい。
それ自体を否定するつもりはない。
ただ、
新NISAという制度と、
僕の投資目的を重ねたとき、
積極的なリバランスは相性がよくなかった。
- 売却判断が発生する
- 比率を意識し続ける必要がある
- 相場を見る頻度が増える
結果として、
投資が「仕組み」ではなく
「作業」に近づいていった。
なぜリバランスをやろうと思ったのか
教科書的に「正しい」とされているから
投資の基本として、
- 定期的なリバランス
- リスク管理
はよく出てくる。
それを見て、
やらないといけないこと
やらない人は損をする
そんな印象を持っていた。
比率がズレると不安になった
資産配分が、
- 株式が増えすぎた
- 逆に下がって比率が変わった
こうした変化を見ると、
「このままでいいのか?」
という不安が出てきた。
実際にリバランスを考えてみて起きたこと
一時期、
自分なりのリバランス案を考えた。
- 年1回
- 一定の乖離で
- 売却も含めて調整
でも、
これを考え始めた瞬間から、
- どこまでズレたらやるか
- 今はまだ早いのか
- 今年は相場が特殊だから…
と、
判断が無限に増え始めた。
僕がリバランスを手放した理由
新NISAは「長く積み上げる制度」だから
新NISAは、
- 非課税期間を気にしなくていい
- 売却を前提にしない
制度だ。
この前提に立つと、
短期的な比率のズレは
致命的な問題ではない
と感じた。
売却判断が一番重かった
リバランスで一番難しいのは、
売る判断だ。
- 上がったから売る
- まだ伸びるかもしれない
- 売った後どうするか
この判断を定期的に入れること自体が、
僕には合わなかった。
今の僕の考え方:リバランスは「自然に起きるもの」
今は、
次のように考えている。
| 観点 | 今の考え方 |
|---|---|
| 基本 | 積立を続ける |
| 比率 | 大きくは気にしない |
| 売却 | 原則しない |
| 調整 | 必要になったら考える |
- 積立による自然な調整
- 新規資金での微調整
これ以上は、
あえてやらない。
一度だけ「やった方がいいかも」と思った瞬間
正直に書く。
関税ショックの時に相場が大きく動き、
資産配分が明らかに変わったとき、
「一度整えた方がいいのでは」
と迷ったことがある。
でもそのときも、
自分に問いかけた。
- これは合理性か
- それとも不安か
答えは後者だった。
結局、
何もせず積立を続けた。
その後、
判断を増やさなかったこと自体が、
一番の正解だった
と感じている。
リバランスをしないことで楽になったこと
この考え方にしてから、
- 相場を見る頻度が下がった
- 配分に一喜一憂しなくなった
- 投資が生活に馴染んだ
「何もしない」のではなく、
余計な判断を減らした
だけだ。
こんな人には合う / 合わない
合う人
- 判断をできるだけ減らしたい
- 長期で淡々と続けたい
- 売却を挟みたくない
合わない人
- 配分管理が好き
- 定期的に調整したい
- 投資を能動的にやりたい
よくある誤解
- リバランスしない=放置
- 管理していない
僕の場合は違う。
管理の仕方を変えただけ
だと思っている。
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まとめ
新NISAでのリバランスは、
必ずしも「やるべき作業」ではない。
僕にとっては、
判断を増やさないことの方が、
長期では価値があった。
この記事は、
リバランスを否定したい人向けではない。
「考えすぎて動けなくなっている人」
に向けた、僕の判断の整理だ。

