はじめに
新NISAを始めるとき、
「オルカン1本で本当にいいのか?」
「S&P500を混ぜた方がいいのでは?」
と迷う人は多いと思う。
この記事では、
30代会社員として実際に新NISAを運用している僕が、
なぜ『オルカン1本』という選択に落ち着いたのかを、
- シミュレーション結果
- 実際の判断プロセス
- 捨てた選択肢
を含めて整理する。
先に結論を書く。
- オルカン1本は「正解」ではなく「向いている人が明確」
- 僕は「判断がブレにくい」ことを最優先して選んだ
- リターン最大化より、継続性を取った判断
※前提として、僕は
手取り30万円・毎月10万円を新NISAでオルカンに積み立てている30代会社員で、長期投資として20年以上続ける前提で考えています。
この記事は、その条件での判断記録。
結論:オルカン1本は「こういう人」なら成立する
結論を整理するとこうなる。
- 判断に迷いたくない人 → オルカン1本は合理的
- 相場を頻繁に見たくない人 → 向いている
- 途中で投資を嫌いになりたくない人 → 選ぶ価値あり
一方で、
「少しでもリターンを最大化したい」
「下落時に耐えられる自信がある」
人には、別の選択肢もある。
シミュレーションで見るオルカン1本の結果
ここでは、オルカン1本で積み立てた場合の
シミュレーション結果を整理する。
※この表は「期待リターンの目安」を見るためのもの。
私がこの判断に至る材料のひとつとして使った。
🧮 ① 月10万円 × 30年間積立
- 元本:3,600万円
- 最終額:約7,900万円
→ セミリタイア圏
🧮 ② 月5万円 × 30年間積立
- 元本:1,800万円
- 最終額:約3,950万円
🧮 ③ 月3万円 × 30年間積立
- 元本:1,080万円
- 最終額:約2,370万円
🧮 ④ 月1万円 × 30年間積立
- 元本:360万円
- 最終額:約790万円
🧮⑤ NISA満額(1,800万円)に到達→積立停止→放置のパターン
- 月10万円積立
- 15年で1,800万到達
- そこから15年間は完全放置
- 年利5%
- 合計30年間運用
🔹 STEP1:積立15年時点
1,800万円 → 約2,589万円
🔹 STEP2:そこから15年放置
2,589万円 × 1.05^15
= 約5,378万円
なぜ「増える可能性が高い選択」をしなかったのか
正直に言うと、
S&P500を混ぜた方が、
数字上はもっと増える可能性がある。
それでも僕は、
オルカン1本を選んだ。
理由はシンプルで、
- 含み益が出ると調子に乗りやすい
- 下落すると不安で判断を変えたくなる
- 商品が増えるほど、迷いも増える
過去の投資を振り返ると、
判断を変えたときほど失敗してきた。
だから今回は、
「一番増えそうな選択」
より
「一番ブレにくい選択」
を取った。
僕の場合:オルカン1本にした判断プロセス
僕は最初からオルカン1本派だったわけではない。
- S&P500との併用
- 比率をどうするか
- 国内株を混ぜるか
全部迷った。
ただ最終的に考えたのは、
- 20年続ける前提で考えたとき
- 毎年この判断を繰り返せるか?
という点。
答えは「NO」だった。
だから、
考えなくて済む仕組みを優先した。
こんな人はオルカン1本でOK
月◯万円以上を無理なく積み立てられる人
→ 僕と近い条件なので、そのまま参考にして問題ない。
投資に時間や感情を使いたくない人
→ オルカン1本は合理的。
一方で、こういう人は注意
- リターン最大化を狙いたい
- 下落時に冷静でいられる自信がある
→ 別の選択肢も検討した方がいい。
よくある勘違い
- オルカン1本=無難=つまらない
- オルカン1本=誰でも正解
どちらも違う。
向いている人と、向いていない人がはっきり分かれる。
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まとめ
オルカン1本は、
「一番増やしたい人」向けの選択ではない。
「途中で投資を嫌いになりたくない人」向けの判断だ。
この記事が、
あなた自身の選択を考える材料になれば嬉しい。

