はじめに
新NISAの積立を続けていて、いちばん判断が揺れるのは相場じゃない。
旅行、帰省、家電、冠婚葬祭。
いわゆる「イベント費」が重なったときに、積立を一時的に下げるかどうかで迷う。
でも、積立を安定させたいなら、
この迷いが出る構造自体を先に潰しておいた方がいい。
僕がやっているのは、
積立とは完全に切り離した「イベント費の箱」を作ることだ。
結論
・イベント費は、積立とは別に管理する
・イベントがあっても、積立設定は触らない
・見直すのは「イベント費の箱」だけ
この形にすると、積立が判断対象から外れる。
なぜイベント費が積立を揺らすのか
イベント費は毎月同額じゃない。
でも、発生すること自体はほぼ確定している。
だから本来は「突発」ではなく、
不定期なだけの支出として扱うべきものだ。
ここを毎回その場で捻出しようとすると、
現金残高 → 不安 → 積立を下げる → 来月どう戻すか
という判断の連鎖が始まる。
この連鎖を止めるには、
イベント費を最初から別枠にしておくのがいちばん早い。
イベント費の箱の作り方(考え方)
箱といっても、特別な口座を作る必要はない。
同じ口座でもいいし、現金でもいい。
大事なのは、
「これはイベント費」「これは積立」と
用途を先に固定しておくこと。
おすすめは、
口座はそのままで、使い道だけを分けるやり方だ。
ステップ① イベントをざっくり洗い出す
精密に見積もる必要はない。
直近1年で起きそうなものを思いつく範囲で出す。
・旅行
・帰省
・家具、家電
・冠婚葬祭
・消耗品のまとめ買い
漏れてもいい。
目的は「だいたいこのくらい使う」という感覚を持つこと。
ステップ② カテゴリは3つまでにする
細かく分けると管理が増える。
イベント費は、次の3つくらいで十分。
・大型(旅行、家電など)
・付き合い(冠婚葬祭、贈り物)
・更新(生活用品の買い替え)
これ以上は増やさない。
ステップ③ 月額を決める
年間の目安を置いて、12で割る。
端数は切り上げても切り下げてもいい。
例:
| カテゴリ | 年間の目安 | 月額 |
|---|---|---|
| 大型 | 120,000円 | 10,000円 |
| 付き合い | 60,000円 | 5,000円 |
| 更新 | 36,000円 | 3,000円 |
| 合計 | 216,000円 | 18,000円 |
この月1.8万円が、
積立を触らないためのクッションになる。
ステップ④ 支払いの順番を固定する
順番が一番大事。
- 固定費
- 生活費
- イベント費の箱
- 新NISAの積立
イベント費を先に確保しておくと、
イベント月でも積立を下げる理由が消える。
使ったあとは、補充しない
イベント費を使った月は残高が減る。
でも、翌月に増やして補充しない。
月額はそのまま。
淡々と通常運転に戻す。
補充を始めると、
また判断が増えるからだ。
見直すのは年に2回だけ
イベント費の箱は、毎月見直さない。
・6月
・12月
この2回だけでいい。
それ以外の月は見ない、触らない。
おわりに
イベント費の箱は、節約のためじゃない。
積立を判断対象から外すための仕組みだ。
・イベント費を別枠にする
・カテゴリは増やさない
・月額と見直し頻度を決める
これだけで、
積立はかなり静かに続けられる。
