はじめに
資産形成の話になると、
よく聞く言葉がある。
- 複利
- 再投資
- 期待値
- ロジック
「仕組みを理解すれば、資産は増える」
そう言われると、
全部分かった状態で始めないといけない気がする。
僕も最初は、
資産が増えるロジックを
徹底的に理解しようとしていた。
先に結論を書く。
資産が増えるロジックは、
理解しすぎない方が、結果的に続いた。
僕にとって大事だったのは、
ロジックを説明できることではなく、
判断を減らせる形で使えることだった。
結論:ロジックを「分かりきる」より、仕組みに任せた方が安定した
複利や長期投資のロジックは、
理解した方が納得感を得られるので、
理屈としては正しいと思う。
ただ、
それを毎回意識し続けると、
- 本当に今の判断は合っているか
- この前提は崩れていないか
と、
考えることが増えていく。
僕は途中で気づいた。
ロジックを理解したとしても、
判断が軽くなるわけではない。
なぜ資産が増えるロジックを深掘りしようとしたのか
「分かっていないと失敗しそう」だった
投資の世界では、
- 理解が足りない人は損をする
- 勉強しないと危険
という空気がある。
その影響で、
ちゃんと理解してから始めないと
判断を間違えるのでは
と思っていた。
数字と理屈に安心を求めていた
- 年率◯%
- 期待値
- シミュレーション
こうした数字を見ると、
不安が一時的に消える。
でもその安心は、
前提が揺れた瞬間に
簡単に崩れた。
ロジックを理解しすぎて起きたこと
実際に起きたのは、
こんな変化だった。
- 相場の上下が気になる
- 想定と違う動きに不安になる
- ロジックを疑い始める
ロジックを
「信じるため」に理解していたはずが、
逆に
疑う材料を増やしていた。
僕が考え方を切り替えたきっかけ
あるとき、
ふと思った。
このロジックが正しいかどうかを
毎回確認し続ける必要はあるのか?
そこで考え方を変えた。
- ロジックを説明する役割
- 判断を任せる役割
この2つを
分けて考えることにした。
今の僕の「ロジックとの付き合い方」
今は、
資産が増えるロジックを
こう扱っている。
| 観点 | 今の考え方 |
|---|---|
| ロジック理解 | 最低限でOK |
| 判断 | ルールに任せる |
| 相場確認 | しない |
| 役割 | 続けるための背景知識 |
- ロジックは「納得するため」に使う
- 行動は「仕組み」に任せる
これで、
考える頻度が一気に下がった。
一度だけ「やっぱり理解が足りないかも」と思った話
正直に書く。
相場が大きく動いたとき、
「このロジックで本当にいいのか」
と不安になったことがある。
でもそのとき、
自分に問いかけた。
- ロジックが壊れたのか
- それとも感情が揺れただけか
答えは後者だった。
ロジックを深掘りしなくても、
判断軸が残っていれば戻れる
と分かった。
ロジックを手放して楽になったこと
この考え方にしてから、
- 相場の解説を追わなくなった
- 判断がシンプルになった
- 投資が生活の一部になった
「分からないまま」ではない。
「任せる部分を決めただけ」
だと思っている。
こんな人には合う / 合わない
合う人
- 理屈を考えすぎて動けない
- ロジックに振り回されやすい
- 判断を減らしたい
合わない人
- 理論を深掘りするのが好き
- 投資を勉強として楽しみたい
- 常に検証したい
よくある誤解
- 理解しない=危険
- 勉強しない=失敗
僕の感覚では違う。
長期投資においては理解の深さと、
成果は必ずしも比例しない。
関連記事
- https://tsumiboku.com/nisa-too-much-information/
- https://tsumiboku.com/nisa-dont-do/
- https://tsumiboku.com/asset-growth-logic/
まとめ
資産が増えるロジックは、
理解しきるためのものではない。
僕にとっては、
判断を減らし、続けるための土台
だった。
この記事は、
ロジックを完璧に理解したい人向けではない。
「分かろうとしすぎて、動けなくなっている人」
に向けた、僕の考えの整理だ。

