はじめに
最近、「子どもNISA」という言葉を見かける機会が増えた。
- 子どもの将来のため
- 教育費の準備
- 親が早めaくから投資してあげる仕組み
正直に言うと、
今の僕には子どもはいない。
それでもこのテーマが気になったのは、
「もし将来制度が始まったら、どう考えるのが無理がないか」
を一度整理しておきたかったからだ。
先に結論を書く。
子どもNISAを想定したシミュレーションは、
将来額を当てるためではなく、
「自分が力を入れすぎそうかどうか」を確認するために使うべき
だと感じた。
そもそも「子どもNISA」はもう始まっているのか?
まず前提をはっきりさせておく。
2025年現在、子どもNISAという制度はまだ始まっていない。
過去には「ジュニアNISA」があったが、
これは2023年末で新規受付が終了し、すでに廃止されている。
そのうえで現在、
- 政府・与党内で
- 18歳未満を対象にした非課税投資制度を再設計する動き
が進んでいる、という段階だ。
報道や制度検討の内容を見る限り、
- 新NISAの「つみたて投資枠」を
- 年齢制限なく使えるようにする
といった方向性が議論されているが、
制度の内容・開始時期・上限額はすべて未確定
というのが正確な状態だ。
それでも「もし始まったら」を考えてみた理由
制度が確定していないなら、
何も考えなくていいとも言える。
それでも一度シミュレーションをしてみたのは、
- いざ始まったときに
- 感情で走りすぎないため
だった。
子どもが絡むお金は、
ほぼ確実に感情が強くなる。
- できることは全部やりたい
- 後悔したくない
- 他の家庭と比べてしまう
だからこそ、
制度が始まる前の冷静な状態で、
自分の考え方を確認しておきたかった。
仮に子どもNISAが始まったとして、シミュレーションしてみた
あくまで仮定として、
- 年間一定額を積み立て
- 長期で運用したらどうなるか
というシンプルなシミュレーションを回してみた。
結果として分かったのは、
- 数字自体はそれなりに増える
- でも、条件次第でいくらでも変わる
という、当たり前の事実だった。
利回りを少し変えるだけで、
- 将来額は大きく上下する
- 「正解っぽい数字」は簡単に作れる
この時点で、
数字をゴールにするのは危険だ
と感じた。
シミュレーションを見て感じた違和感
一番強く感じたのはこれだ。
数字が増えても、安心は増えなかった。
むしろ、
- もっと入れた方がいいのでは
- これでは足りないのでは
と、
次の不安が生まれていた。
ここで気づいた。
シミュレーションが判断を助けているのではなく、
判断を煽っている状態になりかけている。
僕が「将来額」を目的にしないと決めた理由
制度も前提も変わる可能性が高い
- 子どもNISAは未確定
- 上限額も不明
- 引き出し条件も未定
さらに言えば、
- 教育費がどうなるか
- 子どもが何を選ぶか
これも分からない。
この状態で
将来額だけを信じるのは、
かなり危うい。
数字が「義務」に変わる兆しがあった
シミュレーションを見ていると、
- ここまではやらないと
- この額を下回ると失敗
という感覚が出てきた。
まだ子どももいないのに、
すでに自分を縛り始めている。
ここで一度、
ブレーキをかける必要があると感じた。
今の僕が考えている「使い方」
今の段階で、
子どもNISA(仮)のシミュレーションは
こういう位置づけにしている。
| 観点 | 今の考え方 |
|---|---|
| 制度 | まだ未確定 |
| シミュレーション | 上限・負荷確認 |
| 目的 | 入れすぎ防止 |
| 判断基準 | 今の家計を壊さない |
- 将来額を信じない
- 家計に無理が出ないかを見る
- 感情が走りそうかを確認する
そのための道具だ。
もし将来、実際に始まったら
制度が確定し、
子どもができたら、
その時点でまた考え直す。
- 上限
- ルール
- 家計状況
それを踏まえて、
「今の判断」を作り直せばいい。
今、完璧な答えを出す必要はない。
まとめ
子どもNISAは、
まだ「もし始まったら」の制度だ。
だからこそ、
今の段階でできるのは、
- 数字を信じすぎない
- 感情が走りそうなポイントを知る
- 自分の判断軸を確認する
ことくらいだと思っている。
この記事は、
子どもNISAを今すぐ始めたい人向けではない。
「将来の制度に振り回されない準備をしておきたい人」
に向けた、僕の整理メモだ。

