はじめに
新NISAを始めると、
必ず一度はぶつかるのが「現金をどれくらい残すか」という問題だ。
- 生活防衛費はいくら必要か
- 全部投資に回した方が効率的ではないか
- 現金が多いのは機会損失ではないか
僕自身、このテーマでかなり悩んだ。
理由はシンプルで、
正解がひとつもないからだ。
この記事では、
新NISAを運用する中で、
僕が現金比率をどう考え、どう決めたのかを整理する。
先に結論を書く。
僕は今、
現金を「不安を消すため」ではなく、
判断を安定させるために持っている。
結論:現金比率の正解は「安心できる量」ではなかった
現金を多めに持っていると、
一時的には安心できる。
でも僕の場合、
安心と引き換えに
- 投資判断が遅れる
- 「まだ様子見しよう」が増える
- いつまでも踏み出せない
という状態になっていた。
だから僕は、
「安心できる量」を探すのをやめて、
判断がブレない量を探すことにした。
なぜ現金比率で悩んだのか
情報を見れば見るほど不安が増えた
現金比率について調べると、
- 生活費◯か月分
- 年収の◯%
- 相場環境によって調整
と、さまざまな意見が出てくる。
どれもそれっぽい。
でも全部違う。
結果として、
- 今の自分は少ないのか
- 多すぎるのか
分からなくなっていた。
「減らした方がいい気がする」が常にあった
投資をしていると、
どうしてもこう思う。
- 現金は増えない
- 投資に回した方が合理的
頭では分かっている。
でも一方で、
- 何かあったらどうする
- 今は待った方がいいのでは
という感情も消えない。
この板挟みが一番しんどかった。
ChatGPTを使って整理したこと
ここで僕は、
ChatGPTを「答えを出す道具」としてではなく、
考えを整理する相手として使った。
やったことはシンプル
- 現金が必要になるケースを書き出す
- 実際に起きたこと/起きていないことを分ける
- 不安の正体を言語化する
これを一つずつ確認した。
現金が必要になる場面を整理してみた
| ケース | 実際に起きたか |
|---|---|
| 急な医療費 | まれ |
| 家電の故障 | 数年に1回 |
| 転職・収入減 | 今のところなし |
| 相場急落時の生活費 | 現金で対応 |
ここで気づいたのは、
「なんとなく不安」で残していた現金が多かった
ということだ。
僕が「持ちすぎない」と決めた理由
現金が多いほど、判断が先延ばしになる
現金が多いと、
- 今はまだいいか
- もう少し様子を見よう
という判断が増える。
結果として、
決めない状態が続く。
これは、
僕が一番避けたかった。
投資と生活を分けたかった
僕は、
- 生活用の現金
- 投資用のお金
を、明確に分けたかった。
生活防衛費として必要な分だけを残し、
それ以上は
「使わない現金」にしない
と決めた。
今の僕の現金比率の考え方
| 区分 | 考え方 |
|---|---|
| 生活防衛費 | 触らない |
| 直近の予定資金 | 現金 |
| 余剰分 | 投資に回す |
ポイントは、
相場に応じて現金比率をいじらないこと。
一度決めたら、
簡単には変えない。
現金比率を固定して楽になったこと
この考え方にしてから、
- 相場を見て迷わなくなった
- 投資判断がシンプルになった
- 「今どうする?」が減った
現金は、
不安の源ではなく、判断を安定させる道具
に変わった。
こんな人には向いている / 向いていない
向いている人
- 判断で迷うことが多い
- 不安で現金を増やしがち
- 投資を仕組みにしたい
向いていない人
- 相場を見て調整するのが好き
- 現金比率を頻繁に変えたい
- 投資を趣味として楽しみたい
よくある勘違い
- 現金は多いほど安全
- 現金を減らすのは危険
僕の場合は逆だった。
現金を持ちすぎた方が、
判断が不安定になった。
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まとめ
新NISAでの現金比率に、
万人向けの正解はない。
だからこそ僕は、
「どれくらいあれば安心か」ではなく、
**「どれくらいなら迷わないか」**で決めた。
この記事は、
「現金を減らすべきか」で悩んでいる人向けではない。
「判断を安定させたい人」
に向けた、僕の考えの整理だ。

