はじめに
新NISAを始めようとしたとき、
正直に言うと、僕はかなり迷っていた。
- 制度が新しくて分かりにくい
- 情報が多すぎて何が正しいか分からない
- 「最初の判断」を間違えたくなかった
証券会社の公式サイト、解説ブログ、SNS。
調べれば調べるほど、
「やる前から疲れる状態」になっていたと思う。
そんなときに使ったのが、AIだった。
この記事では、
新NISAを始める前に、僕がどんな目的でAIを使い、
逆にどんな判断をAIに任せなかったのかを整理する。
先に結論を書く。
AIは、新NISAの「答え」を出すための道具ではなかった。
僕にとっては、最初の判断を間違えないための整理係だった。
結論:AIは「決めるための道具」ではなく「迷いを減らす道具」
最初にハッキリさせておくと、
僕はAIに「正解」を求めていない。
- どの商品が一番増えるか
- どのやり方が最適か
こういう答えをAIに聞いても、
結局は迷いが増えるだけだと思った。
だから僕は、
AIの役割を最初から限定した。
- 判断を代わりにしてもらわない
- 選択肢を増やさない
- 情報を整理するところまで
AIは「決断の代行」ではなく、
判断前の下準備を整えるための道具として使った。
なぜ新NISAの最初にAIを使おうと思ったのか
理由は大きく3つある。
制度理解に自信がなかった
新NISAは、
従来の制度と比べて仕組みが変わっている。
- 積立枠と成長投資枠
- 非課税期間
- 年間投資枠
これを一つひとつ調べて理解するのは、
正直かなり面倒だった。
「間違った理解のまま始めたくない」
という不安があった。
数字に強くない自覚があった
将来シミュレーションや利回りの話になると、
どうしても数字が多くなる。
- ◯%で回したら
- ◯年後にいくら
こういう情報を見ていると、
数字に引っ張られて冷静な判断ができなくなる。
だからこそ、
一度フラットに整理したかった。
最初の判断を間違えたくなかった
新NISAは長期前提の制度。
最初に決めた方針が、
その後何年も影響する。
だから僕は、
「とりあえず始める」よりも
最初に考えを整理することを優先した。
AIでやったこと/やらなかったこと
ここで、
僕がAIをどう使ったかを整理する。
| 項目 | AIに頼んだ | AIに頼まなかった |
|---|---|---|
| 制度の整理 | ◯ | |
| 用語のかみ砕き | ◯ | |
| 将来シミュレーション | △ | ◯ |
| 商品選定 | ◯ | |
| 最終判断 | ◯ |
※この表は
「AIが何でもできる」ことを示すためではない。
期待しすぎないための線引きとして使っている。
僕がAIを使って「やらない」と決めたこと
最適解を探すこと
AIに聞けば、
それっぽい「最適解」はすぐ出てくる。
でも、それを信じ始めると、
- 比較が止まらない
- 他の選択肢も気になる
- 判断が先延ばしになる
という状態に陥る。
だから僕は、
最適解探しを最初からやらないと決めた。
数字を鵜呑みにすること
AIが出してくる数字は、
前提条件次第でいくらでも変わる。
それを理解せずに見ると、
期待だけが膨らむ。
数字は参考にするが、
判断の軸にはしない。
他人の成功例を再現しようとすること
AIは過去の情報を元に答える。
つまり「うまくいった人の話」が出やすい。
でも、実際に運用するにあたっては前提条件も性格も違う。
僕は、自分の条件で判断すると決めた。
AIを使ったことで楽になったこと
AIを使った結果、
僕の中で変わったのはこの3つ。
- 制度理解への不安が減った
- 情報の整理が早くなった
- 判断に使うエネルギーが減った
AIがあったから決められた、
というよりも、
AIを使って「決めなくていいこと」を減らせた
という感覚が近い。
こんな人には向いている / 向いていない
このAIの使い方は、
すべての人に向いているわけではない。
向いている人
- 新NISAの最初で迷っている
- 情報が多すぎて疲れている
- 判断をシンプルにしたい
向いていない人
- AIに答えを出してほしい
- 数字でワクワクしたい
- 他人の成功をそのまま真似したい
よくある勘違い
- AIを使えば失敗しない
- 正解を教えてくれる
僕の経験では、
AIに期待しすぎるほど迷いは増えた。
大事なのは、
「何を聞かないか」を決めることだった。
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まとめ
新NISAを始める前にAIを使った理由は、
答えを知りたかったからではない。
最初の判断を間違えないために、
迷いを減らしたかったからだ。
この記事は、
「AIで楽をしたい人」向けではない。
「自分で決めたいけど、整理は手伝ってほしい人」
に向けた、僕の実体験の記録だ。

