新NISAの積立シミュレーションを見て、僕が最初に決めた3つの前提

AI活用

はじめに

新NISAを始めるとき、
多くの人が一度はシミュレーションを見ると思う。

  • 月いくら積み立てたら?
  • 何年続けたら?
  • 将来いくらになる?

僕も同じだった。

ただ、実際に数字を並べてみて感じたのは、
**「シミュレーションは答えじゃない」**ということ。

この記事では、
新NISAの積立シミュレーションを使って、

  • 僕が何を確認したのか
  • 逆に、何を判断材料にしなかったのか
  • その結果、どんな前提を決めたのか

を実体験ベースで整理する。

先に結論を書く。

このシミュレーションで一番役に立ったのは、
「将来いくらになるか」ではなく、
どこで線を引くかを決められたことだった。


結論:シミュレーションは「未来予測」ではなく「線引き用」

新NISAのシミュレーションを見る前は、
「正解の積立額」や「最適な年数」があると思っていた。

でも実際に使ってみて分かったのは、

  • シミュレーションは当て物ではない
  • 数字に期待するとブレる
  • 使い方を間違えると不安が増える

ということ。

僕はこのシミュレーションを、
判断を減らすための道具として使うことにした。


僕が使った積立シミュレーションについて

ここで使っているシミュレーションは、
新NISAで毎月一定額を積み立てた場合の将来額を、
想定利回りごとに整理したもの。

※このシミュレーションは、
僕が「どこまでなら無理なく続けられるか」を考えるために使った。
将来の金額を断定する目的ではない。


● 毎月の積立額

1万円 / 3万円 / 5万円 / 10万円 / 15万円 / 30万円

● 運用期間

20年 / 30年

● 特別シナリオ

  • 15年で1,800万円(NISA満額)→ 放置
  • 最速5年で1,800万円 → その後25年放置

■ 20年間積み立てた場合(年利5%)

● 20年運用結果

積立額元本(万円)最終額(万円)
1万円/月240396
3万円/月7201189
5万円/月12001984
10万円/月24003968
15万円/月36005952
30万円/月720011904

■ 30年間積み立てた場合(年利5%)

● 30年運用結果

積立額元本(万円)最終額(万円)
1万円/月360797
3万円/月10802392
5万円/月18003986
10万円/月36007973
15万円/月540011959
30万円/月1080023918

■ 特別シナリオ:NISA満額 → 放置したパターン

● パターン①:15年で1,800万円 → その後放置

  • 月10万円積立
  • 15年で1,800万円
  • そのまま放置
運用期間元本(万円)最終額(万円)
20年18003305
30年18005383

● パターン②:5年で最速1,800万円 → その後25年放置

  • 毎月30万円
  • たった5年で1,800万円
  • その後25年は完全放置
運用期間元本(万円)最終額(万円)
20年18004135
30年18006736

シミュレーションを見て「やらない」と決めたこと

積立額を無理に引き上げること

数字を見ると、
現状の月10万円を15万円に増やせば、
将来額は一気に大きくなる。

でも同時に、

  • 毎月の生活がきつくなる
  • 途中で下げたくなる
  • 判断が増える

未来も想像できた。

だから僕は、
「増やせる」ではなく「続けられる」金額を基準にした。


一番増える前提を信じ切ること

利回りを高めに置けば、
数字は気持ちよく伸びる。

ただ、
それを前提にすると、

  • 下振れしたときに焦る
  • 想定と違ったときに不安になる

過去の投資経験から、
期待値を信じすぎた判断はうまくいかなかった

だからシミュレーションでは、
「楽観的な未来」を判断材料にしないと決めた。


数字だけで将来を決めること

シミュレーションを見ていると、
つい「◯年後に◯円」という数字に目がいく。

でも、
その数字のために今の生活を犠牲にするのは違う。

僕にとって新NISAは、
生活を安定させるための仕組み

将来額より、
今の負担感を優先することにした。


僕の場合:この数字を見てどう判断したか

シミュレーションを見た結果、
僕が決めた前提はシンプル。

  • 毎月10万円なら無理なく続けられる
  • これ以上増やすと、考えることが増える
  • 年数は「続けられた結果」として受け取る

つまり、

「最初から満額を目指さない」

という判断。

これは、
一番増えそうな選択ではない。

でも、
途中で投資を嫌いにならないための選択だった。


こんな人はこのシミュレーションの見方でOK

向いている人

  • 積立額で毎月悩みたくない
  • 数字を見て不安になりやすい
  • 投資を生活の一部として続けたい

向いていない人

  • 毎年最適解を探すのが楽しい
  • 相場に応じて柔軟に動きたい
  • 数字を見るほどモチベーションが上がる

新NISAは、
性格との相性がかなり大きい制度だと思っている。


よくある勘違い

  • シミュレーション通りに資産は増える
  • 正しい数字を選べば不安はなくなる

どちらも違う。

不安が減ったのは、
数字で判断するのをやめたからだった。


関連記事


まとめ

新NISAの積立シミュレーションは、
未来を当てるためのものではない。

僕にとっては、
「これ以上考えなくていいライン」を決めるための道具だった。

この記事は、
「いくら増えるか」を知りたい人向けではなく、
「数字に振り回されずに続けたい人」
に向けた実体験の整理だ。

タイトルとURLをコピーしました