はじめに
新NISAについて調べていると、
出口の話題としてよく出てくるのが
「売却時の税金の違い」だ。
- 課税口座とどう違うのか
- 利益が出ている場合はどうなるのか
- 売る順番で損得は変わるのか
僕も最初は、
この「税金差」をかなり真剣に気にしていた。
少しの差でも損したくない。
知らずに間違えるのは怖い。
そう思っていた。
この記事では、
新NISAの売却時における税金の考え方を整理したうえで、
僕が最終的に「税金差を気にしすぎるのをやめた理由」
をまとめる。
先に結論を書く。
新NISAでは、
税金の差よりも「判断の重さ」の方が影響が大きかった。
だから僕は、
細かい税金差を前提に売却判断を組み立てるのをやめた。
結論:新NISAでは「税金差」で売却判断をしなくてよかった
新NISAの最大の特徴は、
売却時に税金がかからないという点だ。
この前提に立つと、
- いつ売るか
- どれを売るか
について、
課税口座ほど神経質になる必要はない。
それにもかかわらず、
僕は一時期、
- 課税口座と混ぜて考える
- 税金がかからない分、最適解を探す
という状態に陥っていた。
結果として、
考えすぎて判断が重くなっていた。
なぜ売却時の税金差が気になったのか
「知らないと損する気がした」
税金の話は、
少しでも知らないと不利になりそうに感じる。
- 知識がある人だけ得をする
- 知らない人は損をする
そんなイメージが強かった。
だから僕は、
「売却時の税金差」を
完璧に理解しておかないと
安心できなかった。
課税口座の感覚を引きずっていた
これまでの投資では、
- 利益が出れば税金
- 売る順番で手取りが変わる
という前提があった。
その感覚のまま、
新NISAでも同じように
「差」を探してしまっていた。
新NISAと課税口座の売却時の違い
ここで一度、
前提を整理しておく。
| 項目 | 新NISA | 課税口座 |
|---|---|---|
| 売却益への税金 | かからない | かかる |
| 売却タイミング | 自由度が高い | 税金を意識 |
| 売却順序 | 基本自由 | 手取りに影響 |
この表を見て分かる通り、
新NISAでは
売却時の税金差そのものが存在しない。
それでも僕は、
「比較」する癖が抜けなかった。
税金差を気にしすぎていた頃の僕
正直に書くと、
一時期はこんなことを考えていた。
- どれを先に売れば一番効率がいいか
- 課税口座と合わせてどう動くか
- 将来の税率変更があったらどうするか
これを考えているとき、
気づいたことがある。
まだ売る予定もないのに、
今の積立や配分が気になり始めていた。
出口の税金を考えることで、
入口の判断まで揺れていた。
僕が「税金差を気にしない」と決めた理由
税金の差は、判断の重さに比べて小さかった
新NISAでは、
税金差による影響はほぼない。
それよりも、
- 迷って動けない
- 判断を先送りする
- 不安が増える
こうした影響の方が、
長期ではずっと大きい。
僕はここで、
税金差より判断コストの方が高い
と感じた。
将来の制度変更は今決められない
税制は、
将来どうなるか分からない。
それなのに、
- 今の制度を前提に
- 細かい売却ルールを決める
のは現時点では意味が薄いと感じた。
今の僕の売却判断の考え方
税金差を軸に考えるのをやめて、
今は次のレベルで考えている。
| 観点 | 今の考え方 |
|---|---|
| 売却理由 | 生活の必要性 |
| 税金 | 新NISAは気にしない |
| 売却順序 | その時に判断 |
| 相場 | 見て調整しない |
税金は、
前提として理解するだけ。
判断の軸にはしない。
それでも税金を確認すべき場面
誤解しないように書いておく。
- 課税口座と同時に売るとき
- 損益通算を考えるとき
- 制度を初めて理解するとき
こうした場面では、
税金の確認は必要だ。
ただしそれは、
毎回の判断軸ではない
というだけの話だ。
よくある勘違い
- 税金を気にしない=雑
- 考えないのは危険
僕の場合は逆だった。
税金差を気にしすぎた方が、
判断が不安定になった。
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まとめ
新NISAでは、
売却時の税金差を理由に
複雑な判断をする必要はない。
僕にとって大事だったのは、
税金を最小化することではなく、
迷いを最小化することだった。
この記事は、
「少しでも損したくない人」向けではない。
「考えすぎて動けなくなっている人」
に向けた、僕の判断の整理だ。

