はじめに
新NISAを始めたものの、
「他の人は実際どんな運用をしているんだろう」
「オルカン1本でいいのか、国内株も持つべきか」
と悩んでいる人も多いと思う。
この記事では、30代会社員で実際に新NISAを運用している僕の実例をもとに、
- 現在のポートフォリオ
- 毎月の入金方針
- 国内株をどう扱っているか
- 今後の戦略
を整理している。
先に結論を書く。
- 新NISAは「オルカン中心+少量の国内株」で運用中
- 入金は毎月の積立を最優先、相場は見ない
- 国内株は“増やす”より“整理する”方向
- 最優先しているのはリターンより「継続性」
本記事は、
「新NISAでどのポートフォリオにすべきか迷っている人」や
「初心者〜中級者の具体的な運用例を知りたい人」に向けている。
また、理論ではなく
実際に迷いながら決めてきた判断の記録として書いている。
※前提として、私は手取り約30万円・毎月10万円を新NISAで積み立てている30代会社員。
この運用は、その条件で「無理なく続けられる形」を探した結果を書いている。
結論:2025年時点の新NISA運用方針
2025年時点の運用方針は以下の通り。
- 投資信託:オルカンを軸に積立
- 個別株:国内株を一部保有(ただし整理中)
- 入金:毎月定額、暴落時もルールは変えない
- 目標:最短で増やすより、長く続ける
「一番効率がいい方法」よりも、
生活やメンタルを壊さず続けられるかを重視している。
現在のポートフォリオと運用状況
まずは、私が実際に運用しているポートフォリオをそのまま整理する。
投資信託(新NISA)
| 商品名 | 投資先 | 役割 | 備考 |
|---|---|---|---|
| eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン) | 全世界 | メイン | 新NISAの軸 |
オルカンを選んでいる理由はシンプルで、
- 地域分散が効いている
- 銘柄入れ替えを自分で考えなくていい
- 判断に迷いにくい
正直、「S&P500だけの方がいいのでは?」と悩んだ時期もある。
ただ、常に市場平均を取れることが強みのオルカンの方が、考えることが少ない方が長く続けられると感じ、今はオルカン中心に落ち着いている。
国内株(サブ要素)
| 銘柄タイプ | 保有理由 | 今後の方針 |
|---|---|---|
| 配当・優待株 | 過去に購入 | 役割を見直し、整理中 |
| 成長期待株 | 経験として保有 | 積極的には増やさない |
国内株は、新NISAとは別で保有してきたものが中心。
現在は「積極的に増やす」というより、
理由を説明できる銘柄だけ残す方針にしている。
具体的には以下銘柄を残している。
・東海カーボン(配当金+優待カタログで生活にちょっとしたサプライズを)
・タカラトミー(自社製品割引を将来のために)
毎月の入金ルール
入金はシンプルに、毎月定額。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 入金頻度 | 毎月 |
| 入金方法 | 定額積立 |
| 相場急落時 | ルール変更なし |
| 追加投資 | 原則しない |
過去に「相場を見て入金額を変えよう」としたこともあったが、
結果的に判断がブレて疲れるだけだった。
今は「考えない仕組み」を優先している。
なぜこの運用に落ち着いたのか(データと前提)
シミュレーション上は、
- 株式比率を高める
- 米国株に集中する
- 早く多く入金する
方が、期待リターンは高くなりやすい。
ただし、これは
ブレずに続けられる人の前提。
現実には、
- 暴落時に不安になる
- SNSやニュースで判断が揺れる
- 生活費が圧迫される
こうしたズレが起きやすい。
だから僕の場合は、
理論上の最適解より、実行し続けられる現実解を選んだ。
(※シミュレーション比較は、あくまで補足として扱っている)
私の場合:実際に迷って、こう判断した
正直に言うと、
- 「もっと攻めた方がいいのでは?」
- 「国内株は全部売るべきか?」
と何度も迷った。
例えば、S&P500一本にすれば、数字上はもっと増える可能性がある。
ただ僕は、含み益が出たときに調子に乗りやすく、
下落すると不安で判断を変えたくなるタイプだと過去の経験から分かっていた。
だから今回は「増える可能性」よりも、
「判断がブレにくい方」を選んだ。
特に含み益が出ているときは、
「このまま増やした方が得なのでは」と考えがちだった。
過去を振り返ると、
- ルールを変えたときほど判断がブレる
- 迷い始めると投資がストレスになる
- 続けること自体が重くなる
という傾向があった。
だから今は、
- 新NISAはオルカン中心で固定
- 国内株は「役割が説明できるか」で判断
- 相場を見て入金額を変えない
この3点を自分ルールにしている。
こんな人はこの運用でOK
新NISAを始めたばかりの人
→ オルカン1本でも十分。最初から完璧を目指さなくていい。
暴落が怖い人
→ 商品選びより、入金ルールを決めることを優先した方が楽になる。
個別株が気になる人
→ 少額・理由が説明できる範囲ならOK。
「なんとなく」で増やすのはおすすめしない。
月数万円を無理なく積み立てられる人
→ 私と近い条件なので、この運用をそのまま参考にしても問題ない。
貯金が月の生活費×6ヶ月未満の人
→ まずは生活防衛資金を優先。資金がたまってら無理のない範囲で積み立てる。
よくある勘違い・注意点
- 含み益がある=安全、ではない
- オルカン=退屈=悪、でもない
- 他人の運用=正解、でもない
新NISAは短距離走ではなく、長期の仕組み。
一時的な成績より、続いているかどうかの方が重要。
関連記事
▶ 新NISAで「相場を見ない投資」を選んだ理由
https://tsumiboku.com/nisa-life-not-break/
▶ オルカンとS&P500で迷ったときに考えたこと
https://tsumiboku.com/nisa-index-ratio/
▶ 情報を追いすぎて不安になった話
https://tsumiboku.com/nisa-too-much-information/
まとめ
2025年時点の僕の新NISA運用は、
「最適解を探す」より「迷わず続ける」ことを重視している。
新NISAの積立は長期投資が前提となっているため、
自分が納得して投資を続けられるかが大事になってくる。
僕の場合は、何が起きても市場の平均を取り続ける傾向が高いオルカン1本で運用しているが、
・リスクを取ってでも高い利益を狙ってFANG+
・米国の更なる成長を信じてS&P500
を積立するのも全然ありだと思うし、何万かずつに分けて買ってもいいと思う。
ただし、
誰かに言われたからではなく、必ず自分で納得したうえで投資をすることが投資の大前提。
損をしたからと言って、だれも責任は取ってはくれないことを念頭に置いてください。
この実例が
ここまで読んでくれたあなたの運用方針を決める材料のひとつになれば嬉しい。
この運用は「最短で増やしたい人」向けではなく、
「途中で投資を嫌いになりたくない人」向けの実例を記載している。
